オスグッド・シュラッター病でお困りの方へ
以前は「成長痛」と呼ばれていましたが、現在は「オスグッド・シュラッター病」という正式名称で呼ばれています。
オスグッド・シュラッター病というのは、人の名前から付けられました。「ロバート・ベイリーオスグッド」と「カール・シュラッター」という二人の医師の名前から取られたそうです。
成長期である小学校高学年から中学・高校時に、スポーツによって膝蓋靭帯の付着部である、脛骨結節部(膝の下の膨らんだところ)に痛みや腫れを生じる疾患です。
10歳から14、15歳くらいの子供に多く、サッカーや野球、バスケットボール、陸上選手によくみられます。
知ってもらいたいこと
成長中の子供の骨はとても柔らかく変形しやすい為、筋肉の引っ張る力に負けてしまうとポコっと出っ張ってしまいます。早めに対応することが変形を最小限にとどめ、また短期間での改善につながります。
比較的早く痛みが無くなりますが、靭帯部の損傷ですので、激しい運動はしないような指導を行う場合がございます。成長期におけるお子様の運動には入念なストレッチも必要です。
自然形体療法では、「患部に原因がある」場合のオスグッド・シュラッター病にとても即効性があります。お子さんがオスグッドのせいで、大好きなスポーツが出来ずに悲しんでいる姿はとてもかわいそうですよね。痛みでお困りのお子さん達が笑顔に変わる施術です。
やすだ自然形体研究所では、そんな子供達を全力でサポートすることができます。
オスグッド・シュラッター(成長痛)の原因
一般的に言われる原因は、脛骨粗面(膝の下の膨らみ)が繰り返し強く引っ張られることによって、骨端線(成長線)が損傷・断裂されておこるものといわれてます。自然形体療法的なオスグッド・シュラッターの原因として
- ・成長期の骨と筋肉の成長のバランスが崩れた時におこる。
- ・骨の成長に筋肉がついていかないとき。
- ・運動による筋肉の緊張で筋肉が脛骨粗面を強く引っ張ってしまう。
などがあります。
オスグッド・シュラッター病の症状
次のような症状が膝下にあらわれます。
- ・膝の下が腫れてくる
- ・膝を曲げようとすると痛い
- ・触ったり押すと痛い
- ・走ると痛い
- ・階段の昇降で痛い
- ・しゃがめない
自然形体療法での施術方法
- ・太腿・腰背部の筋肉緊張を緩和
- ・膝部の歪みのチェック
- ・下肢の筋肉緊張の緩和
- ・膝部の動作確認
- ・自律神経にも働きかけます